※この記事には広告・宣伝を含む場合があります。
この記事で紹介する商品やサービスを購入・申込することで売り上げの一部が還元されることがあります。
この記事で紹介する商品やサービスを購入・申込することで売り上げの一部が還元されることがあります。
自然豊かな場所で静かに暮らしたい
このような想いから田舎に移住することを検討している方もいるかもしれませんね。
でも実際に田舎暮らしを始めた方の中には、想像していた暮らしのイメージと現実とのギャップを感じる方も多いんですよ。
田舎暮らしを失敗させないためにも、思い描いているイメージと現実とのすり合わせ作業が必要です。
今回は実際に田舎移住経験のある私が、田舎暮らしに関するデメリットを分かり易く紹介しています。
SNS上にある田舎暮らし失敗談もまとめているのでぜひ参考にして下さいね。
まず先にお伝えしたいのが勢いで移住を決めないこと!
田舎に移住するなら『移住体験』や『短期だけの移住』といった暮らしを試せる方法をまずはやってみるのがおすすめ。
住所を移して完全に引っ越してしまうと後悔しても後戻りが大変です。それだけに失敗する人が多いんです。
田舎の移住候補地が決まったら、自治体ホームページなどをチェックしたり役場に問い合わせたりして移住体験ができないか相談するようにしましょう。
移住候補地が観光地として成り立っている場所なのであればリゾートバイトに登録して住み込みで働きながら移住生活を楽しむこともできます。
ここからは私が実際に田舎暮らしをして実感した『田舎暮らしデメリット』をまとめています。
田舎暮らしを検討中の方はぜひチェックしてみて下さいね。
田舎に住むとご近所の方から野菜を貰えたりもするので人柄はとても優しいです。
そのぶん人との交流も多くなるので、必然的に地域のコミュニティに参加する形になります。
人との距離感が近いためコミュニケーションが苦手な人にとっては苦しく感じてしまうことも…。
相手は良かれと思って行ったことでも、やられた方からすると驚くような行動なことも多いです。
他に『田舎は本質的には保守的で排他的』な部分もあります。
新しいことを取り入れることや今までやってきた方法を変えようとはしません。
非効率に思えることでも移住者が口出ししようものなら、周囲から注意人物とみられる可能性だってあります。
それだけに変化を嫌い今までの風習などを重要視する人たちが多いんです。
田舎暮らしできる人は効率を求めずに周囲の意見に同調しながらのんびりと暮らせる人です。
何よりも優先すべきは「地域の人とのコミュニケーション」をきちんと取れること。
「言葉遣い」といった表面上のことではなくて、地元の人たちと冗談を言って笑えるような気をつかわない関係性を作れるような人であれば大丈夫だと思います。
田舎はとても自然豊かな環境ですが、そのぶん虫も多く生息しています。
周りには田んぼや畑が多いのでカメムシも多いですし、腐った木や葉を分解する虫もよく見かけます。
私が田舎に住んでいた頃の話で…
都会から田舎に移住してきた夫婦がいたのですが、虫の多さに耐えきれなくなって1年経たずに家具そのままの状態で田舎を離れたという実話もあります(笑)
住めば慣れる部分もありますが、元々虫が苦手という方はよく検討した方が良いと思います。
田舎の中古物件を購入して住む方もいますが、古い物件だと虫が侵入する隙間や腐食した部分があったりするため既に虫が住み着いてしまっていることが多いです。
田舎に住むのであれば、きちんと家屋をリフォームして住むか、新築で気密性の高い住居を作るのがおすすめです。
日本全体に言える問題ですが、とくに田舎や地方での人口減少については移住前に考えておいた方がよいです。
自然豊かな環境で子育てをしたい
このように考える方は非常に多いのですが、お子さんの就学・高校入学そして就職においても選択肢が少ないことの影響はデメリットと言えます。
田舎暮らしを体験するのであれば若いうちの方が良いと私は思います。
自然豊かな環境で子育てしたいと思う方は多いですが、本当にそれは田舎に住まないと実現できないことなのかをもう一度考えた方が良いような気がします。
また、田舎は残念ながらどんどん過疎化が進むことが目に見えているので、自分たちの老後のことも考えてライフプランニングしておくことが大事です。
田舎に住むためのハードルの1つに収入源をどうするか、という問題があります。
場所を選ばずに収入が得られるなら問題ありませんが、ほとんどの方は移住先で仕事を探さなければならないと思います。
田舎になればなるほど選べる仕事のジャンルが狭まります。
土木業・製造業・郵便局や運送業の配達員などはどこにいってもあるかもしれませんが、収入が高い職業ではありませんよね。身体も酷使する仕事が多いので慣れるまでは大変と思います。
観光地が近い場所になればホテルや旅館といったサービス業の就職先も見つかるかもしれません。
仕事が無いなら自分で事業を作ることも検討してみましょう。
地域によってニーズが変わるので一概には言えませんが、自分が持つスキルを使って収入が得られる方法を考えてみると活路を見出すことができるかもしれません。
まずは移住候補地のニーズを知ることが大切なので事前の情報収集は必須。
移住体験やリゾートバイトをしながら必要な情報を集めるようにしましょう。
ちなみに私の周りには、庭の草刈や土地の整地・DIYなどを行ってくれる通称『なんでも屋』を営んでいる人がいました。高齢者が多いので依頼も多く感謝されていましたね。
事前にニーズを捉えて必要な資格を準備しておけば生活することはできるので、田舎暮らしをしたい方は検討してみるのもアリかと思います。
これは私自身の実体験です(笑)
結論、最終的には田舎暮らしは飽きるということをお伝えしておきます。
移住当時は非日常感を感じられた豊かな自然も、10年以上住んでいるとそれが日常になるため、街中の新しい情報や刺激が欲しくなります。
もちろん田舎に住んでいても新しいことに挑戦し続けている人は飽きずに楽しめるのでしょうが、自然を楽しんでいるだけだと流石に飽きてくると思います。
結局私の場合は田舎暮らしを10年余りで卒業して街中での暮らしに戻っています。
私のようにボーっと田舎暮らしをしていると最終的に飽きてしまい、田舎暮らしに魅力を感じなくなってしまいます。
なので田舎に移住するのであれば、田舎でどんな暮らしがしたいのかを明確にしてから移住するようにしましょう。
または、田舎暮らしに飽きることを予め想定したうえで、その後の身の振り方についても考えておくと良いかもしれませんね。飽きることが分かっているならそもそも移住しない方が良いという考えからもアリです。
今回は田舎暮らしのデメリットについてまとめてみました。
自然豊かな場所での暮らしは憧れますが、まずは田舎暮らしのデメリットを知ったうえで検討していきましょう。
コメント